『家族葬』を希望する人の多さに改めて驚く

母の葬儀は本人の希望もあり、『家族葬』でした。
それでも生前に親しくしてくれていた方はお焼香に来てくださったので、厳密な『家族葬』ではなかったですが。

家族葬の定義は、家族やごく近しい親族のみで行う葬儀のこと。
最近ではものすごく希望者が増えていて、葬儀社の方も「これからは家族葬が主流」と言い切っていました。

アンケート会社の調査でも、家族葬を希望する人は約65%、「自身の葬儀は簡素にしてほしい」という人は約86%だったそう。

もう、昔ながらの感覚ではなくなってきているのでしょうね。
高齢まで生きるとなると参列者への負担もかかるし、遺された家族の負担を考えると見栄や体裁よりも「簡素で」というのが親心だとも思います。

 

家族葬(かぞくそう)とは、家族などの近親者だけで行い、近親者以外の儀礼的・社交辞令的な弔問客の参列を拒否する葬式のこと。家庭葬(かていそう)とも言う。

 

私の場合、父は一般葬、母は家族葬でした。
どちらも経験していますが、やっぱり家族葬の方が落ち着いて故人とお別れできますし、良かったと思います。

ただ、金銭的には一般葬の方が持ち出しが少なく済むようです。
お香典をたくさんいただくから…なのでしょう。

お金のことも含めて、参列する人が50名を超えるようならば一般葬の方が良いそうです。

 

でも母の場合は参列者が少なかったので(兄弟姉妹もすでに他界している人が多いし、本人も家族のみを望んでいた)、家族葬がぴったりでした。
派手なことも望んでなかった人ですし、何よりも家族や他人に迷惑をかけないよう、人のことばかり心配していたので、その意向に添えたと思っています。

 

そして、この機会に葬儀について親戚と話すことも増えたのですが、そのほとんど(というか今のところ全員)が家族葬を希望しているので、改めて家族葬の人気に驚かされています。
単に「来てほしくない人には来ないでもらいたい」という気持ちもあるようですがw、それ以上にやっぱり「子どもたちに負担をかけたくない」という気持ちが強いよう。

確かに、一般の方の弔問はありがたくもありますが、遺族は非常に気をつかうもの。
連絡や挨拶するのも一苦労だし、そのせいでおちおち悲しんでいられないといいますか、結構な精神的負担になります。
家族を送らなければいけないという中、余計な気遣いはしたくないというのが本音。
その点、家族葬は「葬儀に参列するのが義理」ではなく、「参列しないのがマナー」なので、強く「家族のみ」または「親族のみ」と言い切れれば問題なし。
義理を嫌うからこその家族葬なので。
(それでも来る人は、それはそれということで)


自分もできたら、子どもには負担をかけたくない。
金銭的なことはもちろんですが、事務的なことも最低限だけで済むようにしてあげたい。

そして葬儀の時ぐらいは、本当に自分の死を悼んでくれる人だけでゆっくり最期の時を過ごしたいし、見送ってほしいな~と思います。